これでモニタリングも大丈夫。 | やっテルミンものだな・・・

これでモニタリングも大丈夫。

最近ふと気づいたなかなか役に立った練習方法。


テルミンは他の楽器と一緒に演奏した時に、どうしても音が負けてしまう時があります。あるいはテルミン同士で演奏した時自分の音を見失う事があります。そんな対策、練習法。


テルミン四重奏やテルミン・オーケストラ(テルミン14台)で演奏を何度かしましたが、その際に重要な事が色々あるとは思いますが、とりあえずは自分の音を聴くこと、それと他の音も聴くことです。多分。

通常、四重奏の時もテルミン・オーケストラの時もひとり一台モニター兼スピーカーがあるので、自分の音は頑張れば見失う事はありません。が、ときたま見失う事もありますし、周りの音を聴けなくなるのもしばしば。しかし、ある事をやってから自分の音も周りの音も聴きながら演奏できる様になりました。


それは一体なにかと言うと、家で練習する時にわざとモニター・スピーカーを自分の耳から遠ざけてやるのです。しかも音もそんなに大きい音でなく。すると、小さな音をよく聴く耳が出来、さらには小さな音のコントロールが出来るようになるのです。多分。自分の場合は深夜に練習することが多いため小さな音になり、部屋も形からモニター・スピーカーもベストなポジションに置くことが出来ず、必然にそうなったわけですが、意外とこれを続けていたらよくなったんです。そんなわけでライヴ時に場所柄良いポジションにモニター。スピーカーを置けなくても、おたおたせずに済むようになりました。


しかし、そればかり続けるのもどうか分かりませんので、たまには近くにモニターを置きやるのも必要な気がします。根拠は何もありません。