テルミン奏法 | やっテルミンものだな・・・

テルミン奏法

テルミンはまだまだ未知な可能性を沢山秘めた楽器でして、人によって演奏スタイルや音、使い道など様々であります。基本はフリー・スタイル。でも、そんなことを言っていてもテルミンを始めたい人には想像つきにくいと思いますので、そんな様々演奏スタイルから今日は自分の知っている2つの演奏スタイルを個人的な解釈ではありますが紹介します。


自分がテルミンを習う前はDVDとかを参考に、バッチ・グー、あるいは釈迦の様な手つきで音階によって指をだしたり引っ込めたりみたいな演奏をしてました。極めると音程が正確にスースースー、そしてメリハリのある演奏がしやすいのではと思います。見た目的にはお上品な感じです。勝手にお釈迦奏法と呼ばせてもらいます。皆はそうは言わないと思います。指奏法と言うのかな?まあ、わかりません。


そして現在自分がやっているのは別な奏法。手の形の基本は銃を持った様にして(持ったこと無いけど)、音によってフリーに広げたり縮めたり、指でなく手をスライドして弾きます。手の形は自分にはその方が楽だっただけなので、それぞれ皆様は楽な形を取ればOKだと思います。で、ダイナミックな表現力のある演奏がしやすいと思います。細かく早いフレーズはなかなか苦戦しますが、練習次第でどうにかきっとなると思います。これはスライド奏法と呼ばせてください。意外とこれはそう呼ばれてます。そして意外と疲れます。


これらの奏法はどちらがいい、悪いではなく、曲や演奏者によって使い分けたりするとよいのではないでしょうか。この他にもまだまだ沢山の奏法もあるでしょうし、これらを参考に自分あったスタイルを発見出来たら最高でございますね。